皆さんこんにちは。
愛知県名古屋市を拠点に、東海三県を中心に対応している当社では、建具や家具の製作から取付けまで一貫して手掛けています。
中でも「玄関ドアの不具合に関するご相談」は非常に多く、開閉の不具合や鍵のトラブルなど、放置すれば日常生活に大きな支障をきたすこともあります。
「どこに修理を頼めばいい?」「費用はどのくらいかかるの?」「自分で直せるのか?」など、玄関ドアの修理で迷われている方に向けて、この記事では修理業者の選び方や費用相場、DIY修理の可否についてわかりやすく解説します。修理で失敗しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
■自分でできる玄関ドア修理

専門業者に依頼する前に、軽微な不具合であれば自分で対応できるケースもあります。玄関ドアは毎日使う場所だからこそ、日常的なメンテナンスで状態を保つことが大切です。ここでは、自分で修理できる代表的な箇所や、その方法について解説します。
・傷・凹み・取っ手の修理方法
小さな傷はホームセンターで手に入る補修材で埋めることができます。塗装タイプの補修ペンを使えば、見た目も整います。取っ手が緩んでいる場合は、ドライバーでビスを締め直すだけで改善することが多いです。凹みについては、木製ドアなら水とアイロンを使って繊維を膨らませる方法がありますが、素材によっては専門の対応が必要です。
・DIY修理の注意点と限界
DIYでの修理は手軽ですが、金具やドアクローザーなどの内部部品を無理に触ると、かえって不具合が悪化することもあります。ドアの歪みや開閉トラブル、ガラス割れなどは構造に関わるため、プロの施工が安心です。自分での対応が難しいと感じた場合は、無理せず専門業者に相談することをおすすめします。
■よくある不具合とその原因

玄関ドアの不具合は、時間の経過や使用状況により少しずつ進行します。日常生活で「なんとなく使いづらい」と感じる症状も、放置すると大きな修理が必要になる可能性があります。ここでは、玄関ドアでよく見られる代表的な不具合とその原因についてご紹介します。
・開閉しづらい・異音がする
ドアの開閉が重く感じたり、ギーギーといった異音がする場合は、「蝶番(ちょうつがい)」や「ドアクローザー」の劣化・ゆるみが原因であることが多いです。また、建物の経年劣化によってドア枠が歪み、ドアが引っかかるケースもあります。これらは調整や部品交換で対応できることがありますが、放置するとドア本体に負荷がかかり、交換が必要になることもあります。
・鍵・取っ手・パッキンの劣化
鍵が回しにくい、取っ手がグラつく、隙間風が入るといった症状は、ドアの金具やパッキンの劣化が主な原因です。パッキンはゴム素材のため、長年の使用で硬化・ひび割れが起こります。これにより防音性や断熱性が低下し、快適性が損なわれることがあります。部品交換による修理が一般的ですが、部品が古くて手に入らない場合は、ドアごと交換する判断が必要です。
■修理を頼むならどこが良い?

玄関ドアの修理を業者に依頼する場合、選択肢として「建具屋」「リフォーム会社」「ホームセンター」などがあります。それぞれ対応できる範囲や価格帯、得意分野に違いがあるため、自分の状況に合った依頼先を選ぶことが重要です。ここでは、それぞれの特徴を簡潔にご紹介します。
・建具屋
建具屋は、木製ドアや古い住宅の玄関まわりに強く、部分的な補修や調整、オーダー対応も得意です。職人が直接施工するため、細かい要望にも柔軟に応えてくれるのがメリットです。特に建具本体の加工や蝶番の取り替えといった専門的な作業では、高い技術力が期待できます。
・リフォーム会社
リフォーム会社はドアだけでなく、玄関まわり全体の施工や交換を一括で任せられる点が強みです。複数のメーカー製品から選べることが多く、ドアの断熱性やデザイン性を重視する場合に向いています。一方で、外注や下請け業者が施工するケースもあり、直接職人と打ち合わせできない点はデメリットとなることもあります。
・ホームセンター
一部のホームセンターでは、メーカーと提携して玄関ドアの交換や簡易修理を請け負っている場合があります。費用は比較的安く抑えられますが、対応エリアや施工の柔軟性に限りがあることが多いため、内容によっては希望する修理が難しいこともあります。依頼前にサービスの範囲をしっかり確認することが大切です。
■依頼前にチェックすべきポイント

玄関ドアの修理を依頼する前には、いくつか確認しておくべきポイントがあります。事前の準備をしっかり行うことで、スムーズな修理とトラブル回避につながります。
・ドアのメーカーと型番を確認
玄関ドアにはメーカーや型番があり、それによって部品の取り寄せ可否や修理対応の可否が決まることがあります。ドア本体に貼られているシールや刻印などから情報を確認しておきましょう。これが分かれば、業者への相談もスムーズになります。
・不具合の内容を整理
ドアのどの部分にどのような不具合が出ているのかを事前に整理しておくことが大切です。たとえば「ドアが閉まりにくい」「鍵がかかりにくい」「蝶番がギシギシ音を立てる」といった具合に、症状を明確に伝えることで、業者側も正確な見積りや対応がしやすくなります。
・修理か交換かの判断
修理で対応できるのか、それとも交換が必要かの判断はプロに任せるのが基本ですが、おおまかな目安を持っておくのも有効です。築年数が古い場合や、同じ不具合が繰り返されている場合は、交換の方が長期的にはコストパフォーマンスが高いケースもあります。
■自分でできる玄関ドアの簡単修理

軽度の傷や凹み、取っ手の緩みなどは、自分で修理できる場合があります。必要な工具や補修材はホームセンターで手に入りやすく、費用も抑えられます。ただし、修理方法を誤ると症状が悪化する可能性もあるため、注意が必要です。
・傷・凹み・取っ手の修理方法
小さな傷や汚れは、補修ペンやサンドペーパーを使って目立たなくできます。凹みがある場合、木製ドアなら湿らせた布で水分を与えアイロンで熱を加えることで膨らませる方法もあります。取っ手の緩みは、ドライバーでビスを締め直すだけで解決することが多いです。
・DIY修理の注意点と限界
玄関ドアの開閉トラブルや鍵の不具合、ドアクローザーの故障は専門的な知識や工具が必要です。無理に修理しようとすると、ドア本体や部品の損傷を招くリスクがあります。自信がない場合や不具合が大きい場合は、信頼できる専門業者に相談することが安心です。
■修理か交換かの判断基準

玄関ドアの不具合が起きたとき、修理で直せるか交換したほうがよいかの判断は重要です。どちらを選ぶかで費用や住まいの快適さに大きな差が出ることもあります。ここでは判断のポイントをわかりやすく解説します。
・修理が向いているケース
部分的な部品交換や調整で直る場合は修理が適しています。たとえば、ドアノブの不具合や蝶番の緩み、鍵のシリンダー交換など、トラブルが限定的なケースです。修理なら費用も比較的抑えられ、施工期間も短いのがメリットです。
・交換すべきタイミングとは
ドア本体の歪みや大きな凹み、断熱性能の低下が著しい場合は交換を検討しましょう。特に築年数が経った住宅では、劣化が進んでいることが多く、修理を繰り返すよりも新しいドアに替えたほうが長期的には経済的です。また、防犯性能やデザインの向上を目的に交換するケースも増えています。
■信頼できる玄関ドア修理業者の選び方

玄関ドアの修理を依頼する際には、料金だけでなく、対応の丁寧さや実績も重要な判断材料となります。ここでは、安心して任せられる業者を選ぶためのポイントを紹介します。
1. 地元での実績や口コミをチェック
地域密着型の業者は、万が一のアフターフォローにも迅速に対応してくれることが多いため安心です。Googleマップや口コミサイトなどで、実際の利用者の評判を確認しましょう。
2. 見積もりが明確・丁寧な説明があるか
見積もり内容に不明点が多い場合や、質問に対して曖昧な返答しかしない業者は要注意です。部品代・作業代・出張費など、内訳がしっかりと記載されている業者を選びましょう。
3. 過去の施工事例が見られるか
公式ホームページやSNSなどで施工事例を公開している業者は、技術に自信を持っている証拠でもあります。自分のケースと似た事例があるか確認しておくとより安心です。
4. 保証制度やアフターサービスがあるか
修理後にトラブルが起きた場合の保証があるかどうかも大切なポイントです。「何日以内なら無償対応」などの明記がある業者は信頼できます。
■まとめ

玄関ドアの不具合は、毎日使う場所だからこそ早めの対処が重要です。ちょっとした開閉の違和感や鍵の不具合でも、そのままにしておくと大きなトラブルにつながることもあります。
修理業者を選ぶ際は、対応の早さや実績、見積りの明確さなどをしっかり確認することが大切です。また、費用相場を知っておくことで、適正価格かどうかの判断もしやすくなります。
■玄関ドア修理を検討中の方は「太建」にご相談ください!

有限会社 太建は愛知県名古屋市を拠点に、玄関ドアの修理・交換を中心に、建具・家具の製作から取付けまで一貫対応しています。
経験豊富な職人が一つひとつの作業を丁寧に行い、お客様の「困った」を確かな技術でサポート。現地調査から仕上がりまで、安心してお任せいただける体制を整えています。
玄関ドアの開閉不良や鍵のトラブル、部分的な修理から本体交換まで、「これってどこに頼めばいいの?」という疑問にも、プロの目線で最適な方法をご提案いたします。
小さな修理から大きな工事まで、まずはお気軽にご相談ください。お電話やメールでのご連絡を心よりお待ちしております。
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